Googleスライドで行間を変更する方法|簡単に調整する手順を解説


Googleスライドで作った資料がなんだか見づらい…



PowerPointにある行間の調整はGoogleスライドでも可能?



Googleスライドで行間を調整して、見やすい資料を作りたい!
上記のようなお悩みはありませんか?
実は、Googleスライドでも簡単に行間を調整できるんです。
本記事では、Googleスライドの行間を変更する方法や、カスタム行間の設定方法、見やすいスライドにするコツを詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
行間とは?—基礎知識と重要性
行間とは、文章内の各行の間隔を指し、テキストの読みやすさや視覚的な印象に大きな影響を与えます。
行間がスライド資料に与える効果は以下のとおりです。
適切な行間により、読者は各行をスムーズに追いやすくなります。狭すぎると文字がつまりすぎて、文字を認識しにくくなりますし、広すぎると文章のまとまりをつかみにくく内容の理解を妨げてしまいます。
行間が均等であることで、資料全体に統一感が生まれ、プロフェッショナルな印象を与えます。
Googleスライドで行間を変更する方法【簡単3ステップ】
Googleスライドで行間を変更する手順は、下記たった3ステップで完了します。
なお、GoogleスライドではなくPowerPointで行間の調整をしたい方はこちらの記事をご覧ください!


では、それぞれのステップを画像を交えてご説明します。
① 変更したいテキストを選択する
スライド上で行間を変更したいテキストボックス内の文字を選択します。


② 「行間」メニューを開く
上部のメニューから、行間のアイコンを選択します。


③ 行間を選択する(デフォルト・カスタム)
行間は標準とカスタムから選ぶことが可能です。
- 「1.0」「1.15」「1.5」「2.0」などの標準の行間から選ぶ
- 「カスタム行間」を選択すると、自由に行間を設定できる


デフォルトの行間を選択する場合、これで完了です!
とても簡単ですね。
カスタム行間で自由に調整する方法
デフォルトの行間では満足できない場合、「カスタム行間」を使うことで細かく調整できます。
カスタム行間の設定手順
①行間を変更したいテキストを選択
先ほどと同じように、行間を変更したいテキストを選択します。
②「行間」→「カスタムの間隔」をクリック


③数値を入力して調整(例: 1.3や1.8など)
「行間隔」の欄に好きな数値を入力しましょう。


④「適用」を押して変更を確定
最後に「適用」を押すのを忘れないようにしましょう。
これで、好きな行間に変更することができます!
段落前後の行間設定の違いとその効果
先程は文章単位での行間の調整方法をみてきましたが、より大きなまとまりである「段落」単位での行間調整もスライドの読みやすさにおいて重要な役割を持っています。
そもそも段落とは?
そもそも段落とは?という話ですが、PowerPointにおける「段落」とは、テキストボックス内でEnterキーを押すことで区切られるテキストのまとまりのことです。文章を書き始め、Enterキーを押して改行した瞬間に段落というひとかたまりの文章が出来上がります。
PowerPointでは、文章と文章の間の「行間」だけでなく「段落前」「段落後」の空間の設定も可能です。段落の前と後ろでは行間の持つ役割が異なりますが、文章やスライド全体のみやすさに関わってくるので抑えておきましょう。


段落間の行間設定の効果
段落前後の行間を設定することで文章はまとまり生み出し、スライド内の構成を視覚的に把握させることができます。また更に、前後の行間でも効果に違いがあります。
- 段落前の行間の持つ効果: 新しい段落が始まる前の余白を調整し、章の切れ目やセクションの区切りを明確にします。
- 段落後の行間の持つ効果: 段落終了後の余白を調整することで、情報のまとまりを維持できます。


段落間の調整方法
①変更したいテキストを選択


②「行間」アイコンをクリック
ここまでは、文章全体の行間を調整する方法を同じです。


③「段落前」もしくは「段落後」のスペースを追加を選択


これで、段落前または段落後にスペースが10追加されます。
カスタム間隔の入力
更に追加したい際は、「行間」→「カスタムの間隔」→「変更後」に数値を入力しましょう。




Googleスライドで行間を調整する際のポイント
行間の調整は、スライドの見やすさに大きく影響します。
以下のポイントを意識すると、より伝わりやすいスライドを作ることができます。
推奨行間
- 本文テキスト:1.2〜1.5
- タイトルや見出し:1.0〜1.2
- 箇条書き:1.2前後
- 引用文や補足説明:1.5〜2.0
もちろん、これらの数値はあくまで一般的な目安です。
実際には、使用しているフォントの種類やスライドのレイアウト、背景色、プレゼンテーションする環境(教室、会議室、大型スクリーンなど)によって最適な行間は変わることもありますので、スライドを作成した後は、実際の画面に表示してみて「読みやすいか」「情報が伝わっているか」を第三者視点で確認し、必要に応じて微調整することが大切です。
詰めすぎ・広げすぎに注意する
- 行間が狭すぎると読みにくい
- 広げすぎると情報量が少なく感じる
行間が狭すぎると、文字が詰まりすぎて読みにくくなり、視線の流れが悪くなります。
特に長文のスライドでは、適度な余白が必要です。


逆に行間を広げすぎると、情報がバラバラに見え、全体のまとまりがなくなってしまいます。
特に1枚のスライド内に多くの情報を載せる場合は注意しましょう。


先ほどの目安を参考にし、やりすぎないよう注意しましょう。
スライドの目的に合わせて行間を調整する
- プレゼンテーション用スライド:情報を端的に伝えるため行間をやや広めに設定、すっきりしたデザインに
- 資料スライド:行間を適度に詰めることで、1枚のスライド内に必要な情報を収めやすい
資料の目的や、どんな風に見せたいかを考え、行間を設定しましょう。
適切な行間を設定することで、スライド全体の見た目が整い、聞き手・読み手にとって理解しやすい資料を作ることができます。
ぜひ、状況に応じて行間を調整してみてください!
よくある質問(FAQ)
Q1. Googleスライドで行間を細かく調整できますか?
まとめ|Googleスライドの行間を調整して見やすいスライドを作ろう!
Googleスライドでは、簡単な操作で行間を変更でき、スライドの可読性やデザイン性を向上させることができます。
適切な行間を設定することで、情報の伝わりやすさが大きく変わるため、スライドの目的や文字サイズに応じて調整しましょう。
ぜひ、今回ご紹介したテクニックと画像の活用例を参考に、あなたの資料作成に取り入れてみてください。