【カンタン】Googleスライドでページ番号を自動挿入する方法

今回は、Googleスライドでページ番号を自動で挿入する方法と、その便利なメリットについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
プレゼン資料や配布資料を作成する際、ページ番号が自動で振られていると見やすさや管理が格段にアップします。また自動で挿入する方法を知ればその工数も最小に抑えることができ、ほんの一手間で便利な資料が出来上がります。
この記事では、基本の設定方法から応用テクニック、そして自動挿入の利点までまとめてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
Googleスライドでページ番号を挿入するメリット
まずは「ページ番号を自動挿入」のメリットについて解説します。
ページ番号を挿入する主なメリット
質疑応答や議論がスムーズになる
質問や指摘をする際に「◯ページ目のグラフについて」など、具体的なページを指定できるため、やり取りが効率的になります。
チームで資料を作る場合や、後から修正・追加を行う際にも、ページ番号があると該当箇所の指示や確認がしやすくなります。
目次や章立てとページ番号を連動させることで、全体構成を把握しやすくなり、資料のナビゲーション性も向上します。
印刷した資料やPDF化した際にもページ番号があることで、資料がバラバラになっても並べ直しやすくなり、紛失や混乱を防げます。
ページ番号が入っていることで、細かい配慮が行き届いた印象を与え、資料としての完成度や信頼性がアップします。

スライドのページ番号を自動で挿入するメリット
スライド資料にページ番号を入れること自体には、進行状況の把握や質疑応答の効率化、資料の信頼性向上など多くのメリットがあります。そのうえで、「自動挿入」を選ぶことで得られる主なメリットは次の通りです。
手動で1枚ずつ番号を入力したり修正する手間がなく、ワンクリックで全スライドに番号を一括反映できます。
スライドを増やしたり順番を入れ替えたりしても、ページ番号が自動で再計算されるため、番号のズレや修正漏れが起きません。
手動入力では起こりがちな番号の重複や抜け、ズレが発生せず、常に正確なページ番号が保たれます。
Googleスライドのようなクラウド型ツールでは複数人で同時編集することが多いですが、自動挿入機能を使えば誰が編集してもページ番号が正しく維持されます。
資料を印刷したりPDFに変換した際にも、自動で正しいページ番号が反映されるため、配布資料としても安心して利用できます。
Googleスライドに自動でページ番号を挿入する基本手順
Googleスライドでは、全スライドに自動でページ番号を表示できます。やり方はとても簡単です。下記の手順に従って設定してみてください。
- Googleスライドを開く
PCブラウザで該当のGoogleスライドを開きます - 「挿入」メニューをクリック
画面上部の「挿入」を選択します。 - 「スライド番号」を選ぶ
メニューの中から「スライド番号」をクリック。 - 「オン」にチェックを入れて「適用」
ダイアログが表示されるので、「オン」にチェックを入れて「適用」をクリックします。
これだけで、すべてのスライドにページ番号が自動で表示されます!



表紙(タイトルスライド)にページ番号を表示しない方法
プレゼンの表紙(タイトルスライド)にはページ番号を表示したくない場合も多いですよね。そんな時は、設定画面で「タイトルスライドを除外する」にチェックを入れましょう。
- 「スライド番号」ダイアログで「タイトルスライドを除外する」にチェックを入れるだけ!
- これで表紙には番号が表示されません。

2枚目以降のスライドには「2」から番号が振られます。2枚目を「1」と表示することは標準機能ではできません。
ページ番号の位置を好きな場所に調整する方法
ページ番号の位置が気に入らない場合は、以下の手順で好きな場所に移動できます。
- メニューの「スライド」→「テーマを編集」をクリック。
- テーマ編集画面で、ページ番号(#)のテキストボックスをドラッグして好きな場所に移動。
- 編集が終わったら「すべてに再適用」して元の画面に戻ります。
これで、全スライドのページ番号の位置を一括で調整できます!



総ページ数を表示したい場合の裏ワザ
「3/10」や「5/10」のように、総ページ数も一緒に表示したい場合は、残念ながらGoogleスライドの標準機能では自動化できません。
代替案:手動で総ページ数を記載する方法
- メニューの「スライド」→「テーマを編集」をクリック。
- 「テーマを編集」画面でページ番号のテキストボックスに「#/総ページ数」(例:「#/10」)と入力。
- これを全スライドに適用します。

もし左列最上部「テーマ」を編集しても反映されない場合は、その他のレイアウトスライドで編集を試してみてください。すると「全スライドに反映する」ボタンが出現するので、それをクリックしましょう。
スライドを追加・削除した場合は、総ページ数を手動で修正する必要がありますが、見栄えが良くなり、読者は全体ボリューム及び現在地を把握できるためとても便利です!
最終枚数がFIXした段階でマスターを編集しましょう。
まとめ
Googleスライドのページ番号自動挿入機能は、資料作成の効率化・正確性アップ・共同作業のしやすさなど、多くのメリットがあります。
- 「挿入」→「スライド番号」で自動挿入
- 表紙は非表示にもできる
- 位置調整や総ページ数の表示も工夫次第で可能
作業の手間やミスを減らし、より質の高いプレゼン資料作成に役立つので、ぜひ活用してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この情報が皆さんのプレゼン作成に役立てば嬉しいです。
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