GoogleスライドをPDF化する方法【初心者でも簡単】

Googleスライドで作成したプレゼン資料を配布用やアーカイブ用にしたいときは、PDF化が便利です。
この記事では基本のPDF変換の手順から、一部のスライドだけPDFにする方法、注意点までをわかりやすく解説します。
PDF化のメリット
GoogleスライドをPDF化すると、以下のように具体的な利点が得られます。
配布性が高い
例えば、外部の取引先に資料をメールで送るとき、受け手の環境(Windows/Mac/スマホ)に依存せず、デザインやレイアウトをそのまま見せられます。
編集不可でセキュア
例えば、社内決裁用の稟議書をPDF化して共有すれば、受け取った人が誤って内容を書き換える心配がありません。
ファイルサイズの最適化
例えば、画像を適度に圧縮したPDFなら、スライド原本(.pptx/.gslides)より軽量になるため、メール添付やクラウド共有がスムーズです。
長期保管に向く
例えば、プロジェクト終了後のアーカイブ資料としてPDFを保存しておけば、ソフトウェアのバージョンアップやライセンス切れを気にせず、いつでも開いて参照できます。
印刷設定が固定できる
例えば、配布資料として複数部印刷する場合も、PDFならページサイズや余白が固定されているので、印刷業者への入稿データとしても安心して渡せます。
これらの具体例を踏まえると、「Googleスライド pdf化」はビジネスや教育の現場で非常に重宝する操作だと実感できるはずです。
PDF化の方法
方法①:ダウンロード機能でPDF化
- Googleスライドで該当ファイルを開く
- 画面左上のメニューから 「ファイル」>「ダウンロード」>「PDFドキュメント(.pdf)」 を選択
- 保存ダイアログが出たら、任意のフォルダーを指定して 「保存」 をクリック
これだけで、スライド全体がPDF形式でダウンロードされます。最も手軽なPDF化の方法です。

方法②:印刷機能でPDF化
- 画面上のプリンタアイコン(🖨️)をクリック
- プリンターの送信先を 「PDFに保存(Save as PDF)」 に変更
- 必要に応じて向き(縦・横)や余白、ページ範囲を設定
- 「保存」 または 「PDFとして印刷」 を実行
印刷プレビューを見ながら調整できるので、ノート付き/配布資料用など細かな出力設定をしたい場合に便利です。

一部のスライドだけPDFにしたい場合
ときどき資料を全体ではなく特定のスライドだけ保存したいケースがありますが「方法②:印刷機能でPDF化」を応用することで簡単に実現できます。以下の手順を実行してください。
- 画面上のプリンタアイコン(🖨️)をクリック
- プリンターの「送信先」を 「PDFに保存(Save as PDF)」 に変更
- 「ページ」を 「カスタム指定」 にし、必要なスライド番号(例:1, 3–5)を入力
- 「保存」 ボタンをクリックすると、指定したスライドだけPDFとして保存されます
この方法なら、プレゼン用と配布用でスライドを使い分けたいときにも重宝します。

GoogleスライドでPDFをダウンロードする際、保存場所がわからないことがあります。特にGoogle Chromeを使用している場合、ダウンロード先を確認するためには以下の手順に従ってください。
- 右上の「︙」メニューをクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 「ダウンロード」をクリックし、保存先フォルダを確認します。
この方法で、ファイルが保存された場所を簡単に確認できます。

PDF化の注意点
- アニメーション・切り替え効果は反映されない
PDFは静的な形式のため、動きのある演出はすべてカットされます。 - フォント・レイアウトが崩れる場合がある
行間やフォントサイズを微調整すると改善しやすいです。Webフォント(Google Fontsなど)を使うと、PDF化後の表示崩れを防げることがあります。 - ダウンロードオプションが表示されないとき
ファイル所有者がダウンロードを制限している場合があります。その際はオーナーに許可を依頼しましょう。
まとめ
この記事では、GoogleスライドをPDFに変換する基本操作と、一部のスライドだけPDF化する方法、そして注意点を解説しました。
ビジネスや学習資料の配布時には資料のPDF化が必須となる場面も多くビジネスマンには必須のスキルです。ぜひ本記事の手順を参考に、スムーズにPDF化をお試しください。