Googleスライドで取り消し線を引く方法|ショートカットや活用シーンも解説

Googleスライドはプレゼン資料の作成や共有に便利なツールですが、意外と知られていない機能のひとつが「取り消し線(打ち消し線)」です。
取り消し線は、「金額を訂正したいとき」「完了済みの項目をわかりやすくしたいとき」など、資料のわかりやすさをアップさせるのに役立ち操作も簡単なので、ぜひ取り入れたいですね。

本記事では、Googleスライドで取り消し線を引く方法について、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。あわせて、便利なショートカットキーや、取り消し線の具体的な活用シーンも紹介するので、参考にしてください。

目次

取り消し線とは?

取り消し線(打ち消し線)とは、文字の中央に横線を引くことで「この文字は無効」「変更前の内容」というニュアンスを伝える装飾です。
見た目にも「修正・訂正」を明示できるため、視覚的なわかりやすさを高める効果があります。

取り消し線の使いどころは?

取り消し線は、以下のような場面で活用されることが多いです。

  • 金額や数値の変更を示すとき(例: 29,800円 → 24,800円)
  • 進行中のToDoリストで「完了済み」を示すとき
  • 意見やアイデアの「取り下げ」「候補から除外」を示すとき
  • 修正履歴をそのまま残しておきたいとき

取り消し線を使えば、「変更された内容」や「却下された案」を視覚的に示すことができるため、特に金額や数値を顧客にアピールする際に、インパクトのある演出が可能になります。

また、チーム内での情報共有にも効果的です。
修正前の内容をあえて残すことで、決定に至るまでの経緯や理由を後から振り返ることができるため、スライド資料だけでなく、議事録や打ち合わせメモでも活用できますね。

Googleスライドで取り消し線を引く方法【手順解説】

ここからは、実際に取り消し線を設定する手順を見ていきましょう。

ステップ①:取り消し線を引きたい文字を選択

まずは、対象の文字列を選択します。
テキストボックス内の一部だけでも、全文でもかまいません。

ワンポイント:図形内のテキストに対しても同じ操作が可能です。

ステップ②:「表示形式」→「テキスト」→「取り消し線」を選択

上部メニューの「表示形式」から「テキスト」にカーソルを合わせ、「取り消し線」をクリックします。

これだけで、選択した文字に取り消し線が適用されます。

補足:ショートカットキーで素早く操作!

頻繁に使う方はショートカットを覚えておくと便利です。

Windows / Chromebook
Alt + Shift + 5

Mac
Command + Shift + X

これでクリック操作をせずに一瞬で取り消し線を適用できます。

取り消し線を解除する方法

間違えて適用してしまった場合や、もう不要になった場合は再度同じ操作を行うことで解除できます。

  1. メニューから
    「表示形式」→「テキスト」→「取り消し線」を再度クリック
  2. ショートカット
    前述のキーをもう一度押す

トグル(ON/OFF切り替え)形式なので、同じ操作で付け外しが可能です。

取り消し線がうまく表示されない場合の対処法

取り消し線がうまく表示されない時は、まず下記を確認してみましょう。

  • 対象文字が正しく選択されていない → 一文字でも選択されていないと適用されません
  • 図形やオブジェクトを選んでいる → 中の文字を選択してください
  • Googleスライド以外のファイルをインポートしている → 書式が正しく反映されないことがあります

それでもうまくいかない時は、一度文字を入力し直したり、テキストボックスを再作成することで改善することもあります。

まとめ|Googleスライドの取り消し線で伝わる資料づくりを

Googleスライドの取り消し線の操作はとてもシンプル。
取り消し線を使うことで、資料の「修正」「進行状況」「変更点」をわかりやすく視覚化することができます。
プレゼン資料やメモがより実践的になるだけでなく、相手への説明もスムーズになるので積極的に活用しましょう。

本記事のまとめ

ポイント内容
操作方法表示形式 → テキスト → 取り消し線
ショートカットWindows:Alt + Shift + 5
Mac:Command + Shift + X
使いどころ修正箇所の明示、ToDo管理、価格の変更など
解除方法同じ操作で解除(トグル式)

取り消し線はシンプルな機能ですが、資料の印象を大きく変えることができます。
Googleスライドを使いこなしより良い資料を作るために、ぜひ活用してみてください!

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