【カンタン】Googleスライドで写真を丸く切り抜く方法

Googleスライドでプレゼン資料や提案書を作成しているとき、「写真をちょっとおしゃれに丸く加工したいな」と思ったことはありませんか?
実は、Googleスライドの標準機能だけで、簡単に写真を丸型にできるんです!
特別な画像編集ソフトは一切必要なし。
今回は、Googleスライドで写真を丸く切り抜く方法を、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
やってしまいがちな失敗と対処法も合わせて紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。
写真を丸く切り抜く手順
やり方はとてもシンプルです。
順番に見ていきましょう!
① 写真を挿入する
まず、スライドに写真を挿入します。
画面上部のメニューから「挿入」→「画像」→「アップロード」の順で挿入します。
もちろん、PCから直接ドラッグ&ドロップしてもOKです。
② 写真を選択する
スライド上に挿入された写真をクリックして、選択状態にします。
四角い青い枠が表示されていれば、選択状態ですので次のステップに進みましょう。
③ 「マスク処理」機能で丸型に切り抜く
次に、ツールバーにある「画像を切り抜く」アイコンを探します。
この「画像を切り抜く」の右にある「▼(画像のマスク処理)」をクリックしてください。
すると、切り抜きたい形の一覧が表示されるので、「図形」→「〇」を選択します。

すると、画像が楕円に切り抜かれたはずです!

楕円ではなく、正円にするコツ
長方形の画像の場合は最初は円の形が楕円になります。
楕円ではなく正円にしたい場合は、以下の手順が必要です。
「書式設定オプション」を開く
楕円になった画像をダブルクリックで選択します。
その状態で、ツールバーにある「書式設定オプション」ボタンをクリック。
画面右側に出る設定パネルが出現するのを確認します。

サイズの数値を入力し、調整
パネル内の項目「サイズと回転」のタブを開くと「サイズ」の設定画面が出現、この数値を操作して正円を作ります。
サイズの入力項目には、「幅」と「高さ」がありますが、この数値が同じになれば正円になります。おそらく現在その数値が異なるはずなので、同じ値にしてあげましょう。
例えば「幅の数値をコピーし、高さに同じ数値を入力」してみてください。
これで、歪みのないきれいな正円が出来上がるはずです。

写真の位置調整
ここまでの操作で、切り抜いた写真の位置がずれていても安心してください。
以下の手順で簡単に位置を調整できます。

①画像をダブルクリック
写真をダブルクリックすると、青の枠線の中に黒い太枠が表示されます。
この黒い枠は「表示される範囲」を示しています。
②画像をドラッグして移動
青の枠線内でマウスを動かすと、カーソルが十字矢印に変化します。
この状態で画像をドラッグすれば、丸型の中で自由に位置を調整できます。
調整が終わったら、どこでもよいのでスライドの空白部分をクリックすれば確定されます。

よくある失敗と対処法
失敗①:画像が歪む
青い点を引っ張って形を変えると、画像が引き延ばされて歪みます。
必ず「書式設定オプション」から数値で調整しましょう。
失敗②:正円にしたつもりだけど歪んでる気がする
書式設定オプションでサイズを確認してみましょう。幅と高さの数値が一致していない場合、楕円になってしまいます。

まとめ
Googleスライドを使えば、特別なソフトを使わなくても簡単に写真を丸型に切り抜くことができます。
ポイントは以下の3つ:
- 写真を挿入し、「画像のマスク処理」→「〇」で楕円に切り抜く
- 正円にしたいときは「書式設定オプション」でサイズ調整
- 画像の位置はダブルクリックで微調整できる
ほんのひと手間加えるだけで、スライドの印象がぐっとおしゃれになります。
また、Googleスライドは円だけでなく、正円・星・吹き出しなど、多彩な形にも対応していますが操作は同じ。
見やすく、伝わりやすいプレゼンにしたいときは、ぜひ活用してみてください!